Oral Surgery
口腔外科について
口腔外科は歯や口腔内、顎、顔面、それらに隣接する組織に現れる疾患を扱う診療科です。
歯科の中でも外科的な要素が強い診療科で、虫歯や親知らずの抜歯、口内炎やお口のケガ、しこり、顎関節症など、さまざまな病気に対応します。 気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

Wisdom Tooth
親知らずとは

親知らずとは、28本の永久歯が生えそろった後、奥歯のさらに奥から、20歳前後に生えてくることが多いです。
現代では、顎が小さいことで親知らずが生えるスペースがなく、真っすぐに生えてこないケースが多くなっています。親知らずが正しい向きに生えていない場合、痛みや炎症などのトラブルも引き起こします。
Cases
親知らずを抜歯するケース
親知らずは必ずしも抜歯が必要なわけではありませんが、以下のような場合は抜歯が検討されます。
横向きに倒れて生えている(埋伏歯)
親知らずが横向きに生えていると、歯と歯茎の間の汚れがたまりやすくなり、親知らずがむし歯になったり、歯茎が炎症を起こしたりして、痛みの原因になります。
また、隣の歯を押して歯並びを乱してしまうことがあります。
痛みや腫れがある
親知らずやその周囲の歯が炎症を起こし、痛みや腫れなどの症状が出ることがあります。
歯の機能を果たしていない
親知らずとかみ合う歯がなく、歯の機能を果たしていない場合には、抜歯することがあります。ただ、近年の歯科医療の進歩に伴い、歯を欠損した箇所に親知らずを移植する方法が出てきています。もし現状、親知らずにトラブルが起こっていない場合は、抜歯せずに必要になった時のために残しておくという選択肢もあります。
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親知らずの抜歯の痛みについて
親知らずの抜歯は「怖い」というイメージをお持ちの方は少なくありませんが、親知らずが正しい向きで生えている場合は、痛みを抑えながら処置をすることが可能です。
ただ、親知らずが横向きに生えているなどで神経を圧迫しているケースもあり、そういった場合は、術後に頬まで大きく腫れてしまったり、痛みが出てしまったりする可能性があります。とはいえ、その場合でも数日でおさまり、痛み止めの薬や抗生剤で対処することができます。
また、体調を崩していると腫れが起きやすいため、親知らずの抜歯が決まったら体調を整えておくことも大切です。
妊娠中の親知らず治療は可能?
通常、妊娠中の親知らずの抜歯は避けたほうが望ましいでしょう。痛みや炎症が強い場合などは検討がされますが、妊娠高血圧や妊娠糖尿病、貧血などがある場合などは抜歯ができないこともあります。
妊娠中は特にむし歯や歯肉炎が起こりやすい時期です。妊娠を考えている方は日頃からの歯磨きや口腔ケアをしっかり行い、歯科検診を受けるなどして歯のトラブルの早期発見を心がけましょう。
Note
抜歯後の注意点
数日は安静に過ごす
血行を良くすると血が止まりにくくなったり腫れや痛みが強くなる可能性があります。運動、長時間の入浴、アルコールの摂取は控えましょう。
冷やす
抜歯後の腫れを抑えるために、濡れタオルで頬の辺りを冷やすのもおすすめです。とはいえ、冷やしすぎると血流を悪くして回復を遅らせるので、注意しながら冷やしましょう。
処方された薬を服用する
親知らずの抜歯後は、抗生物質と痛み止めが処方されます。歯科医師の指示に従って服用しましょう。
うがいをしすぎない
抜歯当日にうがいをし過ぎると、傷口を覆っているかさぶたが流れてしまうことがあります。
抜歯後は口の状態が気になってしまいがちですが、かさぶたは細菌感染を防ぐ役割もあるため、頻繁なうがいは避けましょう。
抜歯した部分は触らない
指や舌で抜歯した箇所に触れることで、糸がとれ、出血してしまうことがあります。糸がとれてしまうと傷が開き痛みが強くなったり、治りが遅くなってしまうため、抜歯箇所に触れることは避けましょう。
歯に負担をかけない食事にする
抜歯直後の食事は歯科医師の指示に従ってとりましょう。
抜歯後の食事は、歯や歯茎に負担をかけないものにします(お粥・雑炊・ヨーグルト・柔らかい麺類)。また、抜歯後数日間は、治療箇所とは反対側で噛むように心がけましょう。
喫煙を避ける
タバコには、血流を悪くする作用があるため喫煙することで傷の治りが遅れるほか、細菌感染などのリスクを高めます。できるだけ禁煙を心がけましょう。
Gentle
先進医療機器の導入によりスムーズな抜歯が可能
当院にはCTなどの高精度機器を完備しており、親知らずの抜歯が必要かを判断するための各種検査から処置まで、すべて当院で完結できます。
また口腔外科の専門の歯科医師が月に一度来院し、専門医による高精度の抜歯処置を行っています。術後の処置やケアなども含めしっかり対応しますので、安心してご来院ください。
