インプラント
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まるで自分の歯のように快適に咬めるインプラント
implant
むし歯や歯周病、加齢や事故などによって歯を失ってしまった場合には、歯の機能を補う治療が必要になります。筑後市・八女市の歯医者「よしいずみ歯科」では、歯の機能を補う入れ歯やブリッジ、インプラントといった治療に対応しています。こちらのページでは当院のインプラント治療についてご説明します。
インプラントとは?
インプラントは、歯を失ってしまった箇所にチタンの人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を被せて歯の機能を回復させる治療です。入れ歯やブリッジと異なり、人工歯が顎の骨に固定されるため、食べ物をよく咬むことができ、セラミック製の人工歯を使うことで自然で美しい見た目が手に入ります。
入れ歯との違い
入れ歯とインプラントの大きな違いは、歯の根で支えているかどうかです。入れ歯の場合、歯ぐきや残っている天然歯に固定して使用しますが、インプラントは人工歯根を顎の骨に埋入して歯を固定しています。そのためインプラントはしっかり固定され、入れ歯のようにずれたり外れたりすることがありません。また、咬む際に顎の骨に刺激が伝わるため、入れ歯のような顎の骨が痩せてしまうということもありません。ただし、入れ歯はいつでも着脱可能ですが、インプラントは一度手術を行うと取り外すことは難しくなります。
インプラントのメリット、デメリット
メリット | デメリット |
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※表は左右にスクロールして確認することができます。
このような患者さんにおすすめします
- 何らかの原因で前歯1本を失ってしまった方
- 重度の歯周病を患っている方
- 総入れ歯の方、すべての歯を失っている方
- 入れ歯が合わずに困っている方
当院の料金について
インプラント料金については、お問い合わせ( 0942-42-3555 )ください。
治療の流れ
当院では、お口の状態をきちんと診断・診査してから、患者さんのご要望やご予算に合うご提案を行っています。歯を失ってお困りの方は、お気軽にご相談ください。
- STEP1診査・診断・治療計画の立案
- 人工歯根を埋め込む顎の形や咬み合わせ、人工歯根の土台となる顎の骨形態をレントゲン撮影や歯科用CT撮影によって丁寧に検査します。診断の結果、患者さんのお口の状態に最適な治療法をご提案し、インプラントの治療計画を立案します。
- STEP2手術前の治療
- 治療を開始する前に、口腔内にむし歯や歯周病があれば治療してお口の状態を整えておきます。また人工歯根を埋め込むための骨が不足する場合は、骨補填剤などを用いて骨を増やす処理を行うこともあります。
- STEP31次手術
- 人工歯根を埋め込む場所の歯ぐきを切開し、顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込みます。
- STEP4安定期間
- 人工歯根が骨の中でしっかり固定されるまで3~6ヶ月の安定期間を設けます。この期間はインプラントの部位や骨の硬度などによって個人差があります。日常生活でご不便がある場合には、仮の入れ歯を使用することもできます。
- STEP52次手術
- 再び歯ぐきを切開して、人工歯根の頭部を露出させ、人工の歯を取りつけるための土台(アバットメント)を取りつけます。切開した歯ぐきが通常の状態に戻るまで、約6週間の時間をおきます。
- STEP6人工歯の成形・装着
- 歯ぐきが健全な状態に戻ってから、口の中と歯の型を採取します。歯並びや歯の色をチェックしながら、人工歯根に装着するセラミックの人工歯を作製します。作製した人工歯を人工歯根へ装着して治療は完了です。
- STEP7インプラント治療後のメンテナンス
- 治療が完了してからは1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後というように定期検査を行いながら、お口の健康を管理していきましょう。しっかりとメンテナンスを行うことにより、インプラントを長持ちさせることができます。
check!メンテナンスの重要性
インプラントは、きちんとメンテナンスさえしていれば、半永久的に使うことができます。実際インプラント治療を受けた90%以上の患者さんが不具合を感じずに生活することができています。ただし、定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、歯周病に似たインプラント周囲炎が起こり、インプラントが抜け落ちてしまう危険性も考えられます。患者さんの口腔内の状態によって異なりますが、3~6ヶ月に一度程度は歯科医院でのメンテナンスを受け、インプラントを良好に保つようにしましょう。
インプラント治療における注意点
以下はインプラント治療後に起こりやすい症状やその注意点になります。インプラント治療を検討されている方、これからインプラント治療を受ける方はぜひご確認ください。
術後の口腔内トラブル
インプラント手術後に、患部周囲の腫れや出血、痛みなどが起こる場合があります。これらの症状は時間が経過するとともに治まってきますが、術後は状態に応じて抗菌薬や痛み止めを処方し症状の改善を図ります。
メンテナンス不良による炎症
インプラントがむし歯になることはありませんが、きちんとメンテナンスをしていないと、インプラントを埋入している顎の骨や歯周組織が炎症を起こし、インプラントが抜け落ちてしまうことがあります。ですから、毎日の丁寧なブラッシングと歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です
骨造成の必要性
歯を失ってから長い期間が経過していたり、重度の歯周病だったりすると、インプラントを支えるための骨が不足している場合があります。その状態のままインプラントを埋入してしまうと抜け落ちてしまうため、インプラント治療の前に骨を作る骨造成を行うことが必要です。
副鼻腔炎のコントロール
鼻の奥に炎症が起きている蓄膿症の症状がある方は、インプラント治療が難しくなります。事前に耳鼻科などの専門科を受診し、症状が落ち着いた段階でインプラント治療を行う必要があります。
固定するまでの治癒期間
インプラントは、手術当日からすぐ咬めるようになるという訳ではありません。人工歯根が顎の骨にしっかり固定されるまで数ヵ月の時間を要します。
持病や内服薬、喫煙の影響
持病がある方、常用しているお薬がある方、喫煙習慣がある方は、傷の治りが遅かったり人工歯根が安定するまでに時間がかかったりすることがあります。状態によってはインプラント手術自体が難しい場合もあります。まずは上記にあてはまる方はその旨を歯科医師にお知らせください。